ECに『LINE公式アカウント』活用が効果的!その理由や方法を解説

皆様は、日常生活の買い物はどこで行っていますか?日常生活の買い物を携帯で済ませている方も多いのではないでしょうか。

日常生活の買い物を、携帯で済ませれるネット通販などのECサイト事業は、もはや生活に欠かせないものとなっています。

皆様が携帯で、毎日必ず開くアプリに何がありますか?毎日必ず開くアプリに『LINE』は、必須不可欠なのではないでしょうか。

この便利なLINEの『LINE公式アカウント』に、EC事業を組み合わせる事で、顧客からも企業側からも便利になって収益性も期待できるようになります。

本記事では、ECサイトに『LINE公式アカウント』活用が効果的な理由や、その方法を解説していきます。

ECサイトにLINE公式アカウント導入がおすすめな理由

なぜECサイトに、LINE公式アカウント導入がおすすめなのでしょうか。結論から申し上げると、以下の通りです。

  • LINEは誰もが登録している
  • LINEは1日で、必ず目を通す
  • 実はLINEは、さまざまな使い道がある

では、順に紹介します。

LINEは誰もが登録している

EC事業に、『LINE公式アカウント』の活用が効果的な理由として、LINEの認知度が上げられます。

日本でのLINEのユーザー数は、今や9,300万人(2022年9月末時点)もの登録者を抱えています。

LINEは、私が説明するまでもなく、誰もが知っている日本最大手のモバイルアプリです。

利用者は男女比で見ると、女性が多い傾向にあって年齢別にみると10歳〜60歳と、ほぼ全ての年代で利用されています。

居住地を見ても沖縄から北海道まで、全ての都道府県で利用されており、日本全国の⼈⼝分布⽐率に非常に近い状態でLINEが利用されています。

EC事業に、LINEの公式アカウントを活用することにより、顧客側・事業者側の双方にメリットをもたらしてくれるのです。

LINEは1日で、必ず目を通す

EC事業に、『LINE公式アカウント』の活用が効果的な理由として、LINEは1日で、必ず目を通すことがあげられます。

1日の生活の中で、『LINEを見ない日は無い』と言っても良いほど、LINEは私達の生活には欠かせないものとなっているのです。

ECサイトの情報は、購入後のメールマガジンなどで良く目にすることがありますが、そのECサイトなどの情報を、身近にある便利なLINEアプリに導入することで、より効果的に購買意欲を作り出す事ができるのです。

実はLINEは、さまざまな使い道がある

EC事業に、『LINE公式アカウント』の活用が効果的な理由として、LINEには、さまざまな使い道があることがあげられます。

LINEは、メッセージのやり取りだけではなく、LINE公式アカウントを作成して、定期的に情報提供したり、LINEショッピングを活用して、EC事業を行ったりとさまざまな活用方法が存在します。

しかも、LINE公式アカウントは0円で利用できるのもメリットです。(※別途プランによっては有料になります)

ライン公式アカウントはこちらからどうぞ

アクティブユーザー数

LINE株式会社によると2020年6月現在日本国内のLINEユーザー数は8,400万人とない国内人口のなんと66%以上がLINEを活用しているという結果になりました。

また、アクティブ率も非常に高く1日に1回以上利用するユーザーは85%と言われています。そのため、LINEは非常に高い確率で多くのユーザーとタッチポイントを持つことができます。

豊富な活用手段

また、LINEには様々な機能があり、単にメッセージを交換するだけでなく、LINEショッピングやタイムラインなどユーザーとのタッチポイントが多いのも特徴です。

これらのチャネルを効果的に使うことでより広範囲のユーザーにリーチすることが可能です。

EC事業に『LINE公式アカウント』を活用する方法

では次に、EC事業に『LINE公式アカウント』を活用する方法を紹介します。

結論から申し上げると、以下の通りです。

  • LINEの友達を増やしていく
  • LINEの『リッチメニュー』を活用
  • LINEで実際にメッセージを送ってみる
  • メッセージ内容を、人によって変える設定方法
  • LINEで便利な購入方法を蓄積する

では順に、紹介します。

LINE公式アカウントの友達を増やしていく

まずは、LINE公式アカウントの存在の周知を行って、友達を増やしていくことが大切ですが、その方法は以下の通りです。

  • 自社ECサイト内に、LINEの友達追加ボタンを置いておく
  • メルマガで一斉送信の際に、LINE公式アカウントを告知する
  • InstagramやTwitterなどのSNSで宣伝する

上記の方法を何度も繰り返して、LINE公式アカウントの友達を増やしていく方法の他にも、もう一つ効果的な友達の増やし方があります。

それは、自社ECサイトの会員登録を行う際に、LINEアカウントを利用して、ログイン出来るような仕組みを構築することです。

自社ECサイトに、会員登録を行うお客様は『自社のECサイト情報を知りたい』お客様ですので、その表示方法が『LINE公式アカウント』でも、問題はありませんし、非常に効果的な方法になります。

LINEの『リッチメニュー』を活用しよう

リッチメニューとは、LINE上の画面で下の方にある文字入力部分に目に入るように、目立たせて画像を貼り付けられる機能です。

LINE公式アカウントを経由してECサイトに入って売り上げた場合は、『約70%がリッチメニューを経由していた』と言われているほど、リッチメニューは、効果的なLINE公式アカウントのEC事業活用法になります。

LINEのリッチメニューで、具体的に載せる内容としては、以下のようなものがあげられます。

  • 自社ECサイトのトップページ
  • 自社ECサイトのキャンペーン告知
  • 自社ECサイトのセール告知
  • 自社ECサイトの売れ筋ランキング

上記のようなものを、リッチメニューで表示させることにより、LINE公式アカウントを活用して、自社ECサイト内に、入りやすい環境を作ることをおすすめします。

メールマガジンを活用して、メールを送信するのも効果的ですが、日常的にLINEを良く目に通すのでEC戦略として、大変効果的な施策なのではないでしょうか。

LINEで実際にメッセージを送ってみる

LINE公式アカウントを作成して、友達が増えてきたら実際に、メッセージを送信してみましょう。

LINE公式アカウントを使用して、EC広告などを顧客へ送信するメリットとして、『過去の投稿内容が簡単に見直しできる』といった点があげられます。

メルマガでは、定期的にメッセージを送信しても、過去の投稿内容は他のメールと埋もれて見づらくなってしまうのがデメリットです。

しかし、LINEでメッセージを送信すれば、過去の投稿も簡潔に確認することが可能になるので、既読率が向上でき、非常に効果的な宣伝方法になります。

送信時の商品写真などの貼り付け方も、以下のような方法があげられます。

  • リッチメニューを活用し、写真を大きく貼る
  • 写真がカードタイプで、横にスライド出来る

など、さまざまな種類を準備しているので用途に合わせて使い分けが可能です。

また、友達になってもらったタイミングで、自動送信設定も可能になります。友達になってもらったタイミングは、顧客が興味を示している瞬間ですので絶好のタイミングで商品PRなどを送信することが可能になります。

メッセージ内容を、人によって変える

LINE公式アカウントでは、送信メッセージを顧客によって送り分ける事が可能で、具体的には5つに分ける事ができます。

その5つは、以下の通りです。

  • 性別
  • 年代
  • 都道府県エリア
  • OS
  • 友達期間

例えば、自社ECサイトで購入経歴が無いお客様を抽出して、LINE公式アカウントで一斉送信したり、上記のように年代と性別を絞り込んで、メッセージを送信することが可能になります。

このほかにも、送信したメッセージを開封していないお客様に対して、再送信するなどの設定にも利用できますので、大変便利です。

さらに自社ECサイトの顧客情報と、LINE公式アカウント上の友達を紐付ける事で、さらに効果的に顧客へのアプローチができるようになります。

LINEで便利な購入方法を蓄積する

さらに、LINE公式アカウントを効率よく利用してもらうために、ECサイトの商品などを数タップで一気に購入まで出来る体制を構築することも可能です。

その具体例は、以下の通りです。

  • LINE公式アカウント上の写真やリッチメニューをタップ
  • ログイン済の状態で自社ECサイトへ移動
  • 購入

LINE公式アカウント上の写真や、リッチメニューをタップ するだけで、LINEやECサイト側のIDやパスワード入力もスキップして、一気にECサイト内の購入画面へと移動できるシステムの構築です。

これは、顧客目線で大変便利なシステムを構築するだけではなく、LINE公式アカウントから購入まで至った顧客は、LINEの友達追加してもらえたりするなどの、ECサイト運営側にもメリットが生まれます。

LINE導入のメリット

では次に、EC事業にLINE公式アカウントを導入するメリットを紹介します。

そのメリットは、以下の通りです。

  • 送信メッセージが目に入りやすい
  • 購入までの流れを簡潔化できる
  • さまざまなお客様に合った情報送信が可能

では、順に紹介します。

送信メッセージが目に入りやすい

EC事業に、LINE公式アカウントを導入するメリットとして、送信メッセージが目に入りやすいことがあげられます。

ECサイトの広告といえば、メルマガが良く利用されていますが、メルマガでは他のメールと埋もれてしまい過去のメール内容を熟読するのに、多くの手間がかかっていました。

LINE公式アカウントを導入することにより、過去のメール内容も見やすくなり、簡潔に管理が行えるようになり、過去の広告からの購入の可能性も広がるのです。

購入までの流れを簡潔化できる

EC事業に、LINE公式アカウントを導入するメリットとして、購入までの流れを簡潔化できることがあげられます。

LINE公式アカウントに、一度ログインしてもらえると次は、ログインする必要がなく、ほんの数回のタップで購入画面まで移動することが可能です。

顧客の手間が減ることにより、ECサイトへの離脱率も抑えられて逆に、購入件数が増えやすい傾向にあります。

さまざまな、お客様に合った情報送信が可能

EC事業に、LINE公式アカウントを導入するメリットとして、さまざまな、お客様に合った情報送信が可能なことがあげられます。

顧客の性別や年代・過去の購入経歴や訪問経歴などを参考にして、お客様に合った情報送信が可能となることにより、便利で再利用をしてもらいやすく、離脱率も軽減が期待できるのです。

何度も同じことを言いますが、ECサイトにLINE公式アカウントを導入することで、顧客側にもECサイド側にも両方でメリットが期待できます。

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LINE導入のデメリット

LINEを導入するには、メリットだけでなくデメリットも把握しておくようにしましょう。
ここでは、LINE導入のデメリットについて解説します。

LINEショッピングだけではECサイトを開設が不可能

LINEショッピングは集客するためのチャネルのため、そこだけでECサイトを構築することはできません。

つまり、LINEを使ってECサイトを構築するためには別途、LINE以外のサーバーを使用した独自のECサイトを運営している必要があります。LINEショッピングを理由する場合、この点はあらかじめ確認しておくようにしましょう。

本記事のまとめ

本記事では、EC事業にLINE公式アカウント導入がおすすめな理由を紹介しました。

そのおすすめな理由は、以下の通りです。

  • LINEは誰もが登録している
  • LINEは1日で、必ず目を通す
  • 実はLINEは、さまざまな使い道がある

そして、EC事業に『LINE公式アカウント』を活用する方法は以下の通りです。

  • LINEの友達を増やしていく
  • LINEの『リッチメニュー』を活用
  • LINEで実際にメッセージを送ってみる
  • メッセージ内容を、人によって変える
  • LINEで便利な購入方法を蓄積する

また、LINE導入のメリットは以下の通りでした。

  • 送信メッセージが目に入りやすい
  • 購入までの流れを簡潔化できる
  • さまざまな、お客様に合った情報送信が可能

これらを参考に、ぜひECサイトにLINE公式アカウントの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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