WordPressで顧客管理はできる?便利なCRMプラグイン、ツールをご紹介

利用ユーザーが一億人超えのコンテンツ管理システムの代表格であるWordPress。コンテンツ管理を行いながら、顧客管理もできたら良いと思いませんか?

コンテンツ管理や顧客管理などを一つのシステム・ツールで一元管理できたら便利ですよね。

今回はWordPressを利用しながら、顧客管理を行いたいという人に向けて、コンテンツ管理を行いながら、顧客管理を行うことが可能なのか? その際にはどのような注意点があるのかなどを紹介していきます。

WordPressで顧客管理は可能?

そもそも、WordPressで顧客管理は可能なの? と思う方もいるかと思います。

結論からいうと、WordPressで顧客管理は可能です。

具体的には以下の2つの方法があります。

  1. プラグインを使って無料で行う
  2. CRMを導入して有料で行う

プラグインを使う方法のメリットは無料で行えるためコストがかからないことです。デメリットは、後述しますがセキュリティ面に問題があったり上手く機能しない可能性が考えられます。

WordPressで効果的に顧客管理を行うためには、有名で口コミが多いプラグインを使うようにしましょう。

次にCRMを使う方法ですが、メリットは高機能で動作が安定していることやセキュリティがしっかりしていることです。また、多くのCRMはサポート面も充実しており使い方や操作がわからないときにチャットやメールで質問できます。

デメリットはコストが高いことですが、無料のCRMや月額費用があまりかからないCRMもあるので予算にあったものを選びましょう。一般的に、高機能だと料金が高く機能が少ないとリーズナブルに利用できます。

プラグインに比べ機能が高いCRMを導入すれば、顧客情報を集めるだけでなく分析も可能なため業務の効率化や売上の向上が期待できます。

CRMとは?主な機能や導入メリット、活用事例をわかりやすく解説

 

WordPressで顧客管理をするメリット

WordPressは、スプレッドシートよりも高機能で多くの人数で情報を共有可能です。HTMLやWordPressの知識があればCRMを構築しやすいです。

WordPressを基本にCRMを構築すれば、多人数が同時にログインや更新が可能で、スプレッドシートでは管理ができない複雑な顧客管理もできます。

そのうえWordPressのインストールは無料なので、インストールするサーバーさえ準備すれば低価格のコストでの導入が可能です。また、WordPress用のプラグインは機能がシンプルなものが多く小規模展開のビジネスであれば十分に活用できます。

ただし、複雑な処理はできませんので要注意です。

WordPressで顧客管理の必要性

WordPressは、ウェブサイトを作成および管理するための人気のあるプラットフォームですが、顧客管理においても優れたツールとして活用することができます。顧客管理の重要性は企業や個人事業主にとって非常に大きく、WordPressを使用することで効果的に顧客情報を管理し、ビジネスの成長や顧客満足度の向上につなげることができます。

WordPressを使用すると、顧客の連絡先情報や購買履歴などのデータを収集し、データベースで簡単に管理することができます。さらに、顧客管理プラグインを導入することで、顧客とのコミュニケーションを強化したり、顧客ごとにカスタマイズされた情報を提供したりすることが可能です。これにより、顧客との関係を強化し、リピーターを増やすことができます。

顧客管理をWordPressで行うことで、ビジネスの効率性を向上させるだけでなく、マーケティング戦略の改善や売上の増加にもつながることが期待できます。顧客をしっかりと把握し、彼らのニーズや要望に応えることで、競争力のあるビジネスを展開するための重要な一歩となります。WordPressの柔軟性と顧客管理機能を活用して、ビジネスの成功に向けて効果的に活用してみましょう。

WordPressで顧客管理ができるCRMプラグイン

これからWordPressで顧客管理ができるCRM(顧客管理)プラグインについて、解説していきます。CRMプラグインは日本語サポートされていないものが多く、機能も十分でないものが多数。

そのため、利用しやすいプラグインを厳選したので参考にしてみてください。まずはプラグインの説明と選び方について解説します。

プラグインとは?

プラグインとは、Wordpress(ワードプレス)というウェブサイト構築に使われるプラットフォームで使用される追加機能を指します。Wordpressは、ウェブサイトを作成するための素晴らしいツールですが、ユーザーがさらに機能を追加したり、カスタマイズしたりするためにプラグインが使われます。これらのプラグインは、ウェブサイトの外観や機能を拡張し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

WordPressのプラグインは、さまざまな種類があります。例えば、SEO(検索エンジン最適化)プラグインは、ウェブサイトの検索エンジンランキングを向上させるのに役立ちます。また、ギャラリープラグインは、画像や動画を美しく表示するのに便利です。他にも、セキュリティプラグインやコンタクトフォームプラグインなど、さまざまな目的に合わせたプラグインが数多く提供されています。

総じて、Wordpressのプラグインは、ユーザーが自分のウェブサイトを効果的に管理し、カスタマイズするのに役立ちます。自分のニーズや目的に合ったプラグインを見つけることで、より魅力的で機能的なウェブサイトを構築することができるでしょう。

プラグインの選び方

WordPressをCRM化する際に使用するプラグインを選ぶ際には、選び方のポイントがあります。

プラグインの選び方を間違うと更新頻度が低いものを使い続けるようになったり、問題が発生した場合にサポートを受けにくくなったりします。

注意点は以下のとおりです。

  • 知名度・評価がともに高い
  • 高頻度でバージョンアップが行われている
  • 日本語対応している

プラグインは知名度、評価ともに高いものを選びましょう。利用している人が多いプラグインであれば、ユーザーレビューで評価を確認しやすいだけではなく、トラブル発生時に情報が収集しやすいです。

また、バージョンアップが高頻度で行われているものを選ぶのも重要です。定期的にバージョンアップされているプラグインであればセキュリティリスクを軽減できます。

さらに日本語対応の有無も重要です。サポート面と使いやすさに大きな差が出ます。必ず日本語に対応しているかを確認してから選んでください。

WordPressのプラグインの使用は自己責任です。トラブルが発生した場合においても自分で解決しなければならないので、すぐに情報を集められるプラグインを使用しましょう。

『Flamingo』

『Flamingo』は、WordPressで利用できるプラグインの中で日本語サポートされているプラグインです。

『Flamingo』は、以下の特徴があります。

【特徴】
1.ContactForm7から送られたメールアドレスやメッセージテキストを一元管理
2.コメントからユーザーの名前、メールアドレス、コメントの数を把握
3.データをCSVで出力(エクスポート)できる

『Flamingo』 は、Contact Form 7のために作成されたメッセージを保存するためのプラグインになります。

そこに機能が加わり、お問い合わせから送信されたメッセージや情報を管理できるようになっています。

どの経路からメッセージが送られたのか? や 送信者を絞り込みたいときにもWordPressを利用できる人なら迷うことなく管理することができます。

『Jetpack CRM』

『Jetpack CRM』は、WordPressで顧客管理ができるプラグインです。

『Jetpack CRM』は、元々『Zero BS CRM』というプラグインをJetpackが買収してリブランディングしたものになります。

【特徴】
1.複数のプラグインを入れる必要がなく、これひとつで30種類以上の機能がある。
2.無料・有料のプランがあり、ほとんどの機能を無料で利用できる。

顧客情報を管理したり、メールを一括送信できたり、自身のイベントを管理することもできます。

機能の一つである連携機能では、自身のSNSアカウントと連携させれば投稿した記事をTwitterに自動で共有出来ます。

『Jetpack CRM』は無料で利用できるので、プラグインを検索してダウンロードした瞬間から使うことができます。

『SugarCRM』

『SugarCRM』も、WordPressにおける顧客管理を可能にするプラグインの一つです。 日本語は有償版でのみ対応しています。 『SugarCRM』には以下の特徴があります。

【特徴】
1.カスタマイズの自由度が高い
2.導入後ノータッチで顧客管理が可能になる

『SugarCRM』はオープンソースのプラグインであるため、カスタマイズの柔軟性や直感的なカスタマイズが可能です。

さらに、『SugarCRM』を導入後の顧客管理の過程でデータ入力の操作が少なく、最終的な顧客管理の効率も向上することが見込めます。 また、『SugarCRM』は、利用しているユーザー数の多さという点で利用における不安も比較的少ないプラグインと言えます。

『UpiCRM』

『UpiCRM』も、WordPressにおける顧客管理を可能にするプラグインの一つです。

日本語対応はしておりませんが無料で使用できます。 『UpiCRM』には以下の特徴があります。

【特徴】
1.Wordpress管理画面から分析出来る
2.シンプルなUIで使いやすい

『UpiCRM』はComtactForm7などから得たメッセージや顧客データを一元管理出来るプラグインになります。

顧客情報の並べ替え機能もあり、検索・分析がしやすいので、マーケティング分析が容易になります。またCSV形式でデータを抽出できるのも便利な点です。

『Hubspotプラグイン』

Hubspotプラグインは手軽に導入できるプラグインですが、このプラグインが提供するのは、Hubspotとの連携機能のみです。
そのため、CRM機能を利用するには、別にHubspotの本体プログラムが必要です。
Hubspotには、無償と有償のプランがありますが、無料版であっても。マーケティング管理で十分な基本的ツールを利用できます。

【特徴】
1.操作の直感性が高い
2.さまざまな機能が簡単な操作で利用可能

Hubspotプラグインは操作の直感性が高い特徴を持っています。
Hubspotプラグインをインストールすると、フォームの設置やポップアップ画面の表示を始めとしたさまざまな機能をドラッグ&ドロップの簡単な操作で利用できるようになります。

『ZERO BS CRM』

ZERO BS CRMは、シンプルなプラグインで、WordPress上でもっともシンプルなプラグインと言われています。

【特徴】
1.とにかくシンプルで軽い
2.英語に抵抗がない方におすすめ

シンプルとはいえ、アドレス帳の管理や連携したメッセージ機能、請求書の追跡など小規模なECサイトで使用するには十分な機能が備わっています。

非常におすすめのプラグインなのですが、日本語環境ではありません。ですので、英語に抵抗がない方にとっては非常におすすめです。

WordPressのプラグインを使う際の注意点

ここまで、WordPressで利用できるCRMプラグインを紹介していきました。プラグインを利用する際の注意点について解説していきます。

注意点①|有名じゃないプラグインは使わない

WordPressのプラグインのプラグインを利用する際に最初に気をつけてほしいことは、有名ではないプラグインは使わないほうが良いということ。

理由は、知名度が低いプラグインはその分、使い方やエラーに関する情報が出回っていないことが多いからです。

「もっと使い方を知りたい!」「エラーが出てしまった」そのような時に検索しても出てこない場合、問題を解決することはできなくなってしまいます。

注意点②|バージョンが古いものは使わない

プラグインを検索すると、リリース日や最新更新情報を確認できます。これらの情報が古いものは利用をしないようにしましょう。

すでに開発者が開発を行っていないことが多く、エラーや問い合わせに対しても回答してくれないことが多いためです。

注意点③|使っている人が少ないプラグインは使わない

注意点①の内容と似た理由ではありますが、使っている人が少ないということはプラグインに関する情報も少ないということ。

他にも、「インストールしたけどよくわからないのでやめた」などのネガティブな理由があるため使っている人が少ないということも考えられます。

わざわざ知名度やレビューの少ないプラグインを利用する必要がないので、上述したプラグインの中から利用しましょう。

注意点④|評価が低いプラグインは使わない

プラグインは、ユーザーの評価の点数を星で表示しています。 この星の数が少ないプラグインは使用するのを控えた方が無難です。

できるだけ星4以上のものを使用するようにしましょう。星5に近いものほど優良なプラグインである可能性が高いです。ただし、評価が良くてもレビュー数が少ないものには注意してください。

ネットで検索して評価を調べても良いですね。

:注意点⑤|定期的に更新されているプラグインを使う

WordPressは定期的にバージョンアップされますので、それに合わせてプラグインもバージョンアップします。
プラグインが同時期にバージョンアップされないとなると、一部の機能が制限される可能性があり、セキュリティリスクの発生も考えられます。

基本的に顧客情報を扱っていますので、セキュリティリスクは最低限に抑え込まなければなりません。
そのためには定期的にバージョンアップされているプラグインを選択するべきです。

WordPressのプラグインを使って顧客管理をする際のリスク

次に、WordPressのプラグインを使って顧客管理をする際のリスクについて解説します。

セキュリティレベルの低さ

WordPressのプラグインを使って顧客管理するリスクのなかで最も重要なのが、セキュリティレベルの低さ。

世界的に利用者も多いため、セキュリティの抜け道も多く見つかっています。メールアドレスやID、passwordが判明するとすぐに顧客情報にアクセス可能。

また、管理者側の情報セキュリティチェックも甘く二段階認証を取り入れている利用者も少ないかと思います。

このことからWordPressで重要な情報を管理することはリスクといえるでしょう。

プラグイン同士の相性

プラグインで表示していた画面が急に表示されなくなってしまった。
さっきまで使えていた機能が急に使えなくなった。

このような問題はプラグイン同士が影響しあって、機能を打ち消し合うことで発生します。

その場合、プラグイン同士が影響しているのか一つ一つ調べる必要が出てきます。相性はインストールするまでわからないので、プラグインを利用する際には注意が必要です。

サイトスピードの低下

プラグインは、拡張機能のようなもので入れれば、入れるほどサイト自体も重くなってきます。

サイトスピードが遅いと顧客管理がしにくくなるばかりかサイトを利用するユーザーが離脱する原因にもなるので、リスクとなります。

サポート面

WordPressやプラグインの使用は基本的に自己責任です。トラブルが発生した際の相談窓口もありませんので、自分で判断して解決していくしかありません。

一方で、WordPressの擬似的なCRMにはセキュリティ不具合による情報流失やプラグインが更新されていないために発生する動作の不具合などさまざまなリスクがあるのも事実です。人気のないプラグインはサポートが終了するケースもありますし、アップデートしたことで動かなくなる可能性もあります。

アップデートの前にはバックアップを行うのはもちろん、これらのリスクに対処した上で自社のみで安定してCRMを稼働するためには一定の専門知識が必要です。

機能の種類が少ない

プラグインはサイトが重くならないように必要最低限のみの機能を搭載していて、ツールと比較すると便利な機能が少ない傾向です。
特に顧客からの問い合わせや申し込みを増やすための機能に関しては大幅な差があります。

ツールを用いれば、自身でフォームを作成することでサイトにピッタリのデザインが作れ、住所の自動入力をはじめとするユーザー補助機能が豊富です。このようにツールには多くの成約率向上に向けた機能が搭載されています。

一方で無料のプラグインで利用できるのは、メッセージ管理や簡単な顧客分析機能のみという場合が多く、成約に直結するような機能はあまり搭載されていません。顧客情報の詳細の分析が必要であれば、有償なものを検討するか専用ツールを導入する必要があります。

wordpressで顧客管理する際のユーザー権限とは

wordpressで顧客管理するためにはユーザー権限が発生します。安全で確実に顧客管理を行うためのユーザー権限について解説します。

wordpressの「権限」と「権限グループ」の違い

wordpressには「権限」と「権限グループ」があります。権限とは担当者ごとにできる設定のことで、権限グループは特定の権限を持つ立場のことです。

具体的には権限グループには以下の立場と内容があります。

権限グループ 権限
管理者…すべての操作が可能

記事の閲覧、編集、公開

メディアファイル(画像)アップロード

ページの編集

他ユーザーの記事を編集

投稿された記事を編集

リンクの管理

カテゴリー管理

コメントの承認

インポート

設定の管理

ファイルの編集

ユーザーの編集

プラグインの編集

テーマの編集

編集者…サイト全体の記事の編集が可能

記事の閲覧、編集、公開

メディアファイル(画像)アップロード

ページの編集

他ユーザーの記事を編集

投稿された記事を編集

リンクの管理

カテゴリー管理

コメントの承認

投稿者…自分の記事に関する作業が可能

記事の閲覧、編集、公開

メディアファイル(画像)アップロード

寄稿者…記事の文章のみ作成可能 記事の閲覧、編集
購読者…読むことができ 記事の閲覧

権限グループを活用する3つのメリット

権限グループを活用するメリットを3つ紹介します。

不要なトラブルを避けられる

1つ目は不要なトラブルを避けられることです。

たとえば、ブログ運営ではサイトを管理する人と記事を書く人が別な場合があります。サイト管理者以外が「管理者」権限でテーマを勝手に変えると、レイアウトにズレが生じ読めなかったり見づらいコンテンツになってしまいます。

記事を作成する人には「投稿者」権限を与えておけば、プラグインやテーマなど触れてほしくない設定は始めから表示されないためトラブルを避けることが可能です。

役割がはっきりする

2つ目は役割がはっきりすることです。権限グループを設定しておけば、ひとり一人の仕事の範囲内の権限しかないため仕事の方向性がわかります。

たとえば、記事の作成だけでなく画像の選定や投稿までのスキルがある人でも「寄稿者」のグループにいるのであれば、文章の作成のみでいいということです。

権限グループを上手く活用すれば、それぞれの作業内容がはっきりするためスムーズに連携をとることができます。

サイト運営の負担を分けられる

3つ目はサイト運営の負担を分けられることです。Googleに評価されるSEOに強いサイトを作ろうとすると“網羅性”や“権威性”を上げるために記事数や文章量が必要になります。

当然1人では時間も労力もかかりすぎるため複数人で行いたいと考える人が多いでしょう。

権限グループを設定し一人ひとりができることを絞っておけば、安心して作業を任すことができるためサイト運営の負担を分散することが可能です。

顧客管理にはCRMツールがおすすめ

便利な点がある反面、上記で述べたリスクも有るのでCRMツールの導入をおすすめします。

以下ではWordpressと連携機能のあるCRMツールをご紹介します。

CRMツールとは?

CRMツールとは、顧客情報の管理や営業活動の支援ができるツールです。

お問い合わせやお申し込みの受付および自動返信、複数名のチームでの顧客ステータス管理など、さまざまな機能が搭載されたツールが存在します。これらを活用すると効率的に業務を進めることが可能なので、近年はスタートアップ企業などに導入されることが多いです。

WordPressへフォームを設置するには、ツール内で作成したフォームを貼り付けるだけです。高度な知識がなくても簡単に作成できるというのは大きなメリットです。

CRMツールを導入する際には、自社の抱える課題やCRMツールを導入する目的を明確にするとツールを選びやすくなるでしょう。自社の目的に合わないツールを使うと、余計な手間やプロセスが発生することになりかねません。必ず確認しましょう。

また、CRMツールは無料で利用できる物が多いですが、機能を拡張する場合には追加料金が発生するのが一般的です。そのため、コストとツール導入によるメリットを分析することが重要です。

CRMツールの選び方

まずは、自社の導入目的に合った機能が搭載されているかということです。このためには、事前に導入目的をしっかり把握しておかなければなりません。

また、自社のシステム環境にあったものを選ぶことも大切です。互換性がなければ最悪の場合正常に動作しませんので、事前に必ず確認してください。

CRMツールは操作のしやすさも選択する際の重要な要素です。使いやすさは作業効率に直結します。

そして、セキュリティ対策に関してもしっかり確認しましょう。セキュリティが甘いツールは情報漏洩のリスクがあります。セキュリティが万全なツールを選択することはリスクヘッジにつながります。

『うちでのこづち』

うちでのこづちは、導入企業700社以上を誇り、顧客満足度93%以上得ているCRMツールになります。

【特徴】
1.直感的に使え、抵抗感が少ない優れたUI
2.導入から運用までトータルサポート

ボタン一つで顧客データの分析が可能で、メール配信・LINE配信などプロモーション機能も豊富です。また、効果検証もしやすく、行った施策に対する顧客のアクションを細かく可視化することも出来ますので大いに支えてくれるでしょう。

SEOに効果的なプラグインを紹介

WordPress上でサイト作成をする際に、SEO対策をアシストし、サイト全体の精度を向上してくれるプラグインを紹介します。

これらのプラグインを導入することによって、サイトをSEOの観点から最適化し、より高いパフォーマンスへとつながるWordPressサイトの作成が可能になります。

『All in One SEO Pack』

『All in One SEO Pack』はSEO対策に有効な機能を多彩に搭載したSEO特化のプラグインです。

“All in One”の名前の通り、このプラグインを導入することで、XMLサイトマップ設定や、Googleアナリティクスやタイトル、メタタグなどの一般設定といったサイトのあらゆる部分のSEO施策をカバーすることができます。また、無料版でもかなり豊富なSEO対策機能が導入される点も、『All in One SEO Pack』の大きな利点です。

『Yoast SEO』

『Yoast SEO』も、SEO対策の豊富な機能を兼ね備えたプラグインの一つです。

XMLサイトマップ設定や、タイトルタグやメタディスクリプションタグといった基本SEO対策は網羅されています。さらに、Google search consoleとの連携といったオプションも搭載しているので、『Yoast SEO』を利用することでも、サイト全体をSEO的に最適化することができます。

また、『Yoast SEO』はプラグイン全体が高頻度でアップデートされるので、常に安全かつ最新のSEO対策をWordPressサイトに施すことが可能です。

『The SEO Framework』

『The SEO Framework』はシンプルかつ効率的なSEO対策が特徴のSEO特化プラグインです。

『The SEO Framework』の大きな特徴として、コンテンツの自動最適化機能があります。 プラグインのシステムに搭載されているAIによってXMLサイトマップ設定やタイトルタグといった基本的なSEO施策を自動で行ってくれます。 また、『The SEO Framework』は無料な上に、追加料金の発生などがないので、コストパフォーマンスや導入しやすさという点も大きな特徴といえます。

『Premium SEO Pack』

『Premium SEO Pack』は、豊富な機能が搭載された上級者向けのSEOプラグインです。

基本的なSEO設定はもちろん、コンテンツの解析やFacebookへのコンテンツ投稿、表示スピードの確認などもできます。あらゆる機能が付いているため、プラグインを入れ過ぎたくない方にもおすすめですよ。

『Premium SEO Pack』には、無料プランと有料プランがあります。細かくSEO設定を行いたい方は有料プランを選ぶと良いでしょう。サポートサービスも付いているので安心して使えます。

デザイン制作に有効なプラグインを紹介

WordPress上に導入できるプラグインには、サイトのレイアウトやテーマなどのデザイン面に対しても有効に機能するものもあります。

WordPressサイトのデザイン性を最適化することで、ユーザーに対して視覚的な訴求力が高まり、集客性などの観点からサイト全体の効能の上昇が見込めます。

『Smart Slider 3』

『Smart Slider 3』はサイト内にスライドショーやスライダーなどを追加し、WordPressサイト全体のデザイン性を向上してくれるプラグインです。

プラグインを使用する際に、専門的なカスタマイズ知識を必要とせず、簡単な操作でサイト全体の視覚的効果を高めることが可能になります。

『Page Builder by SiteOrigin』

『Page Builder by SiteOrigin』はWordPressサイトの全体のレイアウトに対して機能するプラグインです。

『Page Builder by site Origin』もプラグインを使用する際にカスタマイズ専門知識やコーディングの深い知識などは必要としないので、簡単にサイト全体のレイアウトデザインを向上することができます。 また、WordPress上で視覚的にレイアウトをカスタマイズできるので、サイトの完成形をイメージしながら直感的にレイアウトを作成できる点も特徴です。

『Word Balloon』

『Word Balloon』は、サイト内に会話調の吹き出しを表示できるプラグインです。

吹き出しをサイト上に表示させることによってユーザーに親近感を抱かせるようなデザインのサイトが構築可能です。また、『Word Balloon』には吹き出し以外にも、エフェクト演出や、アイコン、フィルター、サウンドといった様々なオプションも搭載しているので、このプラグインひとつで多くのデザイン面を最適化することができます。

顧客管理を行うならCRMツールを導入しよう

これまで説明してきたようにWordPressで顧客管理を行うことは可能です。しかし、サイト自体が重くなったり、セキュリティの脆弱性が出たりとリスクが多いのも事実。顧客管理を行うなら、顧客管理専用のツール(CRMツール)を導入しましょう。CRMツールなら顧客情報の管理のしやすさはもちろん、セキュリティが万全。

顧客管理に力を入れるならCRMツールは欠かせません。

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