メールからのランディングページ(LP)、ちゃんとアクセスされてますか??
メールからのランディングページ(LP)とは、メールマガジンやキャンペーンメールから誘導される着地ページのことです。モバイルアクセスでは通信環境や表示速度によって、ユーザーが離脱してしまう可能性があります。
メールで誘導する着地ページ(LP)へのアクセスについて、技術視点からアクセス離脱の可能性の提示と、ユーザーのストレスの軽減のためのWEBページの改善案について記述します。
※主にモバイル(スマホ)からのアクセスについて記載しております。
楽しみにしているメルマガ
とある会社で毎日忙しくお仕事しているあおいさん。
いつも電車通勤時間で好きなコスメブランドのメルマガで、新商品紹介やオススメの情報を得るのが楽しみ。
きれいな商品画像、かわいいデザインのページ、見るたびに気分がアガります。
ですが1つだけストレスに感じていることが。
ページを開くと表示されるまで少々待たされてしまうことです。
「もう少し表示が早ければなぁー・・・」
通勤時間でちょうど電車が駅に着いてしまい、あとは帰ってから見てみようと思い一旦仕事に。一日の仕事を終わらせ、その後同僚と食事。
帰宅が遅くなり帰ってから見ようと思っていた開けなかったWEBページはそのままに就寝、メルマガも他のサイトのメールなどにも埋もれてしまい忘れてしまいました。
あるかもしれないと思うようなストーリーですが、いかがでしょうか。
きれいな商品画像、多数の画像、モバイルの通信でのダウンロード時間、閲覧できるまでどのくらいの時間がかかっているか把握しているでしょうか。
離脱率の参考
WEBページへのアクセス時に待たされるローディング時間に関して、
下記はGoogleの記事ですがディープラーニングを使った人工知能のモデルでの結果で、1秒から6秒にローディング時間が増えると106%離脱するとの調査結果があります。
New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed – Think With Google
また少々前の記事ですがサイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増というような結果もあるようです。
ページの表示速度はUX(ユーザー体験)の大切な1つになります。CV率にも影響するのでとても重要です。
Bounce Rate(直帰率)というワードがありますが、実際は直帰ではなく、「WEBページが開かれてさえもいない場合があるかもしれない」ことを考えておくことも重要です。
ランディングページ(LP)について
キャンペーンなどにLPを作成し、必要なコンテンツに絞って作成してアプローチすることは多いと思います。
その際にLPの作り方としてはPCと同じコンテンツをレスポンシブなデザインでモバイルページとして提供することは運用と管理上において一般的な流れだと思います。
多くのデザイナー、クリエイターはいかにデザインをモバイルにフィットさせるか、より良く見せるかに関心はあると思いますが、実際はどのくらい閲覧のコストがあるのかあまり意識しないことが多いのではないでしょうか。
※ コストとは画面構築(レンダリング)のコストや、通信のコスト(ダウンロード容量、リソースのリクエスト数など)です。
しかし、エンドユーザーが求めているのはWEBページがすばやく表示され、必要な情報が得られることこそが最も大切なポイントになります。
コンテンツの提供側としてはWEBページの表示がかなり待たされてしまうようなことは避けないとなりません。制作時の表示確認はWifiなどの通信環境の良いところでチェックするため意外と気付きにくいポイントになります。
常にエンドユーザーがリッチな通信環境にいると思ってませんか? 通信環境が整ってない場所にいる場合や通信が混雑している状況での利用もあるかもしれないことを考慮することが大切です。
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最適化の方法
WEBページの表示速度を上げる方法を下記に記載しますが、それ以外にも細かいできることはたくさんあります。
またWEBページの表示速度のテストツールをGoogleでは提供していますので、まずはパフォーマンスのチェックすることをオススメします。
モバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスをテストする – Google
■ 外部読み込みのリソースの埋め込み
CSSやJSをリンクで別ファイルから読み込まず、HTML内に埋め込みリクエスト数を減らす。CSSスプライトなども有効です。
また、どうしても重いWEBフォントを使う場合はGoogle配布のフォントなどを取得し利用すればローカルのキャッシュが使える場合があります。
■ 画像の最適化
圧縮率を画像劣化が目立たない程度で個別に圧縮する、色合いが少ないイラストなどはGIFにするなどの工夫で表示速度を改善することができます。
■ JAVASCRIPTの読み込み
ページのレンダリングを遅らせるJSを後回しにすることで画面を早く表示させることが可能になります。
■ AMP (ACCELERATED MOBILE PAGES)
Google推進のオープンソースプロジェクト。Googleのキャッシュに乗るのでアクセスすると瞬発的に表示されます。詳しい対応方法についてはボリュームがありますのでここでは説明はしません。
デメリットは別でページを用意し、HTMLタグを指定のタグへと変換する手間かかります。ページの修正時など運用も大変ですが効果はあると思われます。
まとめ
以上いかがでしょうか。
WEBページの表示速度はコンテンツの内容とともにUX(ユーザー体験)としてとても重要な要素の1つです。UX(ユーザー体験)がすばらしいと感動を覚えることがありませんか。
地味な作業にはなりますが、その1つ1つの積み重ねがエンドユーザーへのおもてなしになるでしょう。画像の圧縮などできる範疇だけでもコツコツと対応していけばアクセス数も変わってくるかもしれません。難しい場合は技術者などに相談してみるのも良いでしょう。
よくある質問
メールからのLPで離脱が起きる主な原因は何でしょうか?
ページの表示速度が遅いことが主な原因です。通信環境が整っていない場所や通信が混雑している状況では、画像の多いページは表示に時間がかかり、ユーザーを待たせてしまいます。
ページの表示速度が遅いとどのくらい離脱率が上がるのでしょうか?
Googleの調査では、ローディング時間が1秒から6秒に増えると106%離脱するとの結果があります。また、サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加するという調査結果もあります。
WEBページの表示速度を改善するにはどうすれば良いでしょうか?
画像の圧縮や最適化、CSSやJSをHTML内に埋め込んでリクエスト数を減らす、JavaScriptの読み込みを後回しにするなどの方法があります。まずはGoogleのテストツールでパフォーマンスをチェックすることをオススメします。
AMPを導入するメリットとデメリットは何でしょうか?
メリットはGoogleのキャッシュに乗るためアクセス時に瞬発的に表示されることです。デメリットは別でページを用意し、HTMLタグを指定のタグへ変換する手間がかかり、ページ修正時の運用も大変な点です。
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